【宇都宮】定例市議会一般質問最終日の12日、3人が質問した。市執行部は(1)障害者施設に事前通告なしの巡回支援指導をする(2)学校図書館で蒲生(がもう)君平(くんぺい)に関する本のコーナーを設置する-などと答えた。質問者は角田充由(かくたみつよし)、桜井啓一(さくらいけいいち)(自民)、福田久美子(ふくだくみこ)(共産)の各氏。

 ■障害者虐待防止

 市内の知的障害者支援施設で入所者への傷害事件が起き、元職員ら2人が有罪になった。虐待防止に向けた市の取り組みが注目されている。

 酒井典久(さかいのりひさ)保健福祉部長は「障害者福祉サービス事業所等を対象に、事前通告を行わない巡回支援指導を本年度から試行的に実施する。関係団体と調整を行った。来年度からは本格的に行う」と答弁した。角田氏が質問した。

 ■蒲生君平の顕彰事業

 蒲生君平は江戸時代の儒学者で市出身。林子平(はやししへい)、高山彦九郎(たかやまひこくろう)とともに「寛政の三奇人」とされる。

 来年は生誕250年に当たることから、市は本市の歩みを紹介する企画展の中で取り上げることや、ゆかりの地を回る文化財巡り、研究者による講演会の開催などを検討。水沼忠雄(みずぬまただお)教育次長は「学校図書館で蒲生君平に関する本のコーナーを設置し、小中学生に紹介したい」と述べた。桜井氏が質問した。