新北清掃センターの完成予想図

 【宇都宮】新中間処理施設「(仮称)新北清掃センター」の起工式が11日、下田原町で行われた。2019年度末に完成、20年度の稼働を目指す。旧施設と比較し、処理量を2割低減。最新の排ガス処理施設を導入し、一般向けの展示や見学コースなど環境学習の場としても活用する。

 現在、市清掃センターは茂原町のクリーンパーク茂原と屋板町の南清掃センターが稼働。新北清掃センター完成後は老朽化している南センターを休止し、茂原と新北の2極体制とする。

 新北センターは旧センターの敷地1万9300平方メートルに建設。ごみ焼却施設棟は地上4階建てで、延べ床面積9100平方メートル。安定処理に適した「ストーカ式」の焼却炉を2基備える。

 1日当たりの処理能力は190トン。近年のごみの減量化、資源化の推進により、旧施設の240トンと比べ2割コンパクト化させた。ばいじんやダイオキシンなどの排ガスは、国が定める法規制値を下回る市独自の環境保全計画値を設定。ごみ焼却による発電能力は約3200キロワット以上で、災害時の電力確保に備える。