完成したコーヒーを手にする足利南高家庭クラブの生徒

 【足利】足利南高家庭クラブ(24人)が市内の民間企業と連携してドリップコーヒーをこのほど製作した。足利織姫(おりひめ)神社の遷宮80周年を記念した事業で、クラブの2、3年生5人が中心となり、神社の写真と足利銘仙の柄をあしらった外箱のデザインを担当。関わった生徒や企業関係者が10日に市役所を訪れ、和泉(いずみ)聡(さとし)市長に完成を報告した。15日から太平記館と観光交流館「あし・ナビ」で販売する。

 完成品は「自家焙煎(ばいせん)ドリップコーヒー織姫ブレンド」(税込み540円)。苦味と酸味が調和した香り豊かな商品に仕上がったという。外箱の正面には、織姫神社の外観写真と銘仙の柄を配置した。写真と柄が斜めに交わるデザインは着物の合わせ部分、「織姫ブランド」と書かれた黒いラインは着物の帯をそれぞれイメージしたという。

 足利銘仙は絹を素材とした平織り物で、斬新なデザインにより大正から昭和にかけて全国的に流行した。織姫神社は1937年、足利織物組合が中心となり現在の場所に完成しており、銘仙との関わりは深い。