市内の職人が着ていた印ばんてんと外丸さん

 【足利】市内の職人や商人たちが着ていた印(しるし)ばんてん計19点を紹介する「粋でいなせな半纏(はんてん)の美展」が12日まで、大橋町1丁目の市民活動センターで開かれている。

 同展は市民グループ「足利庭園文化研究会」が初めて企画。研究会代表を務める大町、造園業外丸実(そとまるみのる)さん(56)が自宅にあったコレクションや、仕事仲間から借りたものを出品した。

 印ばんてんは江戸時代に仕事着として広まった。大工などの職人たちは、家業のはんてんのほかに、得意先から支給されたはんてんを着ていたという。

 会場には昭和初期ごろに作られたものを中心に、藍染めで仕上げられた印ばんてんを展示。背中には市内の繊維業者や植木屋、料亭などの屋号やオリジナルの文様が描かれている。