市道への軌道敷設に関する議案の採決。4会派が反対したものの自民、自民クラブ、市民連合、公明の起立多数で可決した

 宇都宮市議会9月定例会最終日の29日、次世代型路面電車(LRT)の工事施行認可申請に伴う市道へのLRT軌道敷設に同意する議案が賛成多数で可決された。同様の議案は既に芳賀町議会で可決されており、県議会では10月10日の9月通常会議最終日に賛成多数で可決される見通し。市などが目指す来年3月までの着工に向け、手続きは最終段階を迎える。

 議案は、市道10路線にLRTの軌道を敷設することに同意する内容。自民、自民クラブ、公明に加え、昨年の同市長選でLRT反対の無所属候補を支援した民進党議員が所属する市民連合も賛成に回った。反対したのは統一、共産、緑、社民の4会派。

 反対討論した統一の郷間康久(ごうまやすひさ)氏は「一部の市道に関し、地権者らの理解が得られていない。時期尚早」と述べた。一方、公明の渡辺通子(わたなべみちこ)氏は「道路管理上問題はない」などと賛成討論した。