落慶法要が行われた千手堂=12日午前11時10分、日光市中宮祠

 日光開山の祖勝道上人(しょうどうしょうにん)ゆかりの地、日光市中宮祠の中禅寺湖西岸・千手ケ浜で12日、日光山輪王寺は約50年ぶりに再建した仏堂「千手堂」の完成を祝う落慶法要を行った。

 千手堂は784年、創建したとされる。腐朽して1960年代には基礎の石を残すのみとなっていたため、輪王寺は昨年の開山1250年を記念し再建した。

 この日だけ開帳しての法要では、ヤマザクラが咲く中、僧侶たちは千手観音像象に向かって観音経を唱え魂を入れた。この仏像は江戸時代以前の制作とみられる。

 次の開帳は8月4日の法要「船禅頂(ふなぜんじょう)」に合わせて行う。