【那須塩原】市内出身の大学生と地元の高校生を対象に、現代アートに囲まれた空間で、眠っている才能や魅力を発見してもらう市のワークショップ(WS)が16、17の両日、板室温泉の大黒屋で開かれた。「もの派」を代表する現代美術家菅木志雄(すがきしお)さんの作品を集めた倉庫美術館などから刺激を受けながら、自分と対話し、自分の魅力に気付くきっかけを体験した。

 WSは、Uターンを促す市の地域魅力創出事業として初めて取り組んだ。首都圏在住の市内出身大学生ら9人と黒磯南高美術部の生徒10人が参加。菅さんの多様な作品約250点が収められた倉庫美術館を見学しながら、「才能と能力、出会い、応援の四つの要素が天才を生み出す」と語る大黒屋社長室井俊二(むろいしゅんじ)さん(71)の説明に聞き入った。