【大田原】大田原女子高の卒業生で組織する「千草会」(川上百合子会長)は、同校の制服姿のリカちゃん人形の制作・販売を企画した。来年11月に迎える同校創立100周年を記念した同窓会事業の一つで、新・旧の制服2種類を用意。会員を対象に、2月末から予約を開始した。会員からは好評で申し込みが相次いでいるという。担当者によると、高校の制服を着たオリジナルのリカちゃん人形の制作は県内で同校が初めてという。
同校は1911(明治44)年、大田原町立実科高等女学校として創立。千草会の会員は今年3月の卒業生を含め2万2840人。
創立100周年の記念事業として年配の会員から「人形の制作はどうか」と案が出され、リカちゃん世代の卒業生も支持。「楽しく思い出になる」と実現に至った。併せて卒業生名簿を発行したり記念トートバッグやTシャツを製作するという。
同校の制服は過去に何度かデザインが変更されている。人形の制服はリカちゃん世代の63〜88年度のものと、89年度から現在までの2種類で、着せ替えができる。製造元のタカラトミーに忠実に再現してもらうため、当時の制服を探し出すなど手間を掛けた。
特に旧制服のベストはデザインに特徴があり、卒業生によると「まさに当時のそのまま」という。同社と協議し髪の毛を黒くし、女子高生らしさにもこだわった。
リカちゃん人形は3千体限定で、1体6780円。2011年5月に発送される予定。こうしたリカちゃん人形の制作は全国の同窓会名簿を扱う兵庫県の会社が手掛けており、昨年末の時点で全国で13校ある。