【日光】鬼怒川温泉街を挙げた新イベント「月あかり花回廊・序章」(同実行委主催)が10月1〜5日の5日間行われる。午後6時から同9時半まで、温泉街の通りを明かりで照らし出し、宿泊客に季節の花や芸術が彩りを添えるなかで街歩きを楽しんでもらう。客足が落ちる紅葉シーズン前の新たな誘客策で、25日夜には鬼怒川公園で試験点灯が行われた。実行委は「真のおもてなしを実現しようと温泉街が一丸となったイベント」と準備万端だ。
会場は、東武鉄道鬼怒川温泉駅から鬼怒川公園駅までの約2キロ。約3千個の手作り竹あんどんなどで通りを照らす。各所には陶芸家や工芸家らの作品が置かれるほか、日替わりでトークライブやジャズ、オカリナ演奏なども行われる。シャトルバスも運行する。
ホテル・旅館は期間中、夕食の時間にも街歩きを楽しんでもらおうと、夕食なし朝食のみの特別プランを用意。商店街は通常より遅くまで営業する。
新イベントは「温泉街を挙げたおもてなし」と位置付け、実行委には市や観光協会、旅館関係者、商店街、交通機関などの代表者約40人が名を連ねる。「予算は約700万円と少ないが、ボランティアも増え、結果的に温泉街が一つになった」と同実行委。
八木沢勝久実行委員長は「イベントは鬼怒川の財産を見ていただくための演出。ぬくもりある鬼怒川温泉郷を実現できる」と力を込めた。
問い合わせは鬼怒川・川治温泉観光協会電話0288・77・2052。