大規模改修される喜連川少年院=さくら市喜連川

 法務省は14日までに、喜連川少年院(さくら市喜連川)の大規模改修工事に着手した。2020年1月までを工期に、在院少年が生活する学寮などを改修し、調理場などを新築する。開院から半世紀が過ぎ、老朽化が問題となっていた。工事に伴う少年の別施設への移送は行わない。

 同省によると、同院は1967年に開院。過去に職員宿舎などは改築したが、経年劣化で外壁や設備機器、水道管などに不備が出ている建物も多いという。同省は「少年の処遇に影響は出ていない」としている。

 入札手続きを経て工事は4月に始まった。敷地内に7棟ある学寮のうちの4棟と体育館を改修するほか、調理場や倉庫を新築する予定。旧耐震基準で建設された施設の耐震化工事も行う。業者との契約金額は計8億660万円(税抜き)。