小山市議会前副議長の角田良博(つのだよしひろ)市議(68)=7期=が同市女性職員にセクハラ行為をしたとされる問題などを巡り、市議会は14日、定例会初日の本会議で角田市議に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。辞職勧告決議は2015年9月定例会以降、11回目。議決に法的拘束力はない。

 セクハラ行為を巡る訴訟で昨年10月の宇都宮地裁判決は、15年6月、市議会と執行部の懇親会で行われた角田市議の行為をセクハラ行為と認定。33万円の支払いを命じた。双方とも控訴し東京高裁で係争中。

 14日の本会議で辞職勧告決議案の議員提案が出された。植村一(うえむらはじめ)市議は提出理由について「辞職勧告決議が過去10回も可決された。議決結果を無視し続けている行為は市民の信頼を失墜させるもので、角田市議の責任は極めて大きい」とした。