県は5日までに、県内企業のIoT(モノのインターネット)導入を支援するため、2018年度一般会計当初予算案に約1600万円を計上する方針を固めた。企業向けのセミナーの開催や専門家派遣のほか、新たに企業がIoT導入に向けた調査にかかる費用を助成する。また企業の相談にワンストップで対応する「とちぎIoT推進ラボ(仮称)」を新設し、生産性向上などを総合的に支援する。

 近年、世界的にIoTやビッグデータ、人工知能(AI)などの技術革新が目まぐるしく進展している。県が支援強化を決めた背景には、生産性の向上を図るには中小企業がいち早くこうした技術を導入する必要性がありながら、生産設備のIoT化への取り組みが進んでいない実態がある。

 新事業の調査支援には約1500万円を計上。導入に向けて動きだす意向のある企業に、導入する工程や機器の種類、それによる期待効果について調査する費用の一部を助成する。