本県での事前キャンプ実施に関する覚書を締結した福田知事(右から2人目)とハンガリー陸上競技協会のギュライ会長(同3人目)ら=現地時間10日午後、ブダペスト(県提供)

 2020年東京五輪・パラリンピックの事前トレーニングキャンプ誘致で、ハンガリーの競技団体との交渉を進める県は11日、同国陸上競技団の事前キャンプ実施が決定したと発表した。誘致活動のため同国を訪問中の福田富一(ふくだとみかず)知事と、同国陸上競技協会のギュライ・ミクロシュ会長が現地時間の10日、覚書を交わした。同国が本県を事前キャンプ地に選定後、具体的な競技団体の誘致が決まったのは今回が初めて。

 県によると、同国陸上競技団は15年、中国・北京で開催された世界選手権の事前キャンプを本県で実施。その際の県側の対応が高く評価され、今回の事前キャンプ誘致につながった。

 覚書を締結したギュライ会長は「選手が活躍できるよう、栃木県とともに歩んでいきたい」と話し、福田知事は「選手団の皆さんが多くの金メダルを獲得できるよう、県民を挙げて応援したい」と応じたという。

 県と同国陸上競技協会は今後、事前キャンプの日程など詳細を話し合っていく。場所は、現在整備を進めている県総合スポーツゾーンの新スタジアム(宇都宮市西川田2丁目)を想定している。

 同国が本県を事前キャンプ地に選んだことを受け、福田知事は7~12日の日程で同国を訪問。陸上やフェンシング、ウエートリフティングなど13の同国競技団体にPRを行っていた。