記者会見に臨む渡辺美氏(右)。左は兄の渡辺喜参院議員=2日午後、那須塩原市

 渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員(65)の妹の税理士渡辺美由紀(わたなべみゆき)氏(58)は2日、那須塩原市内で記者会見し、10日公示-22日投開票の衆院選に栃木3区から立候補すると表明した。新党「希望の党」(代表・小池百合子(こいけゆりこ)東京都知事)からの立候補を目指し、公認申請した。美由紀氏は「アベノミクスがうまくいってないのは消費税増税が尾を引いている。中小企業は本当に苦しんでいる」と訴えた。

 立候補について、有権者の選択肢の受け皿となることに加え「地元にはお宝資源がたくさんあり、そういったものを国が認めて、研究できるようなお手伝いができれば」と語った。

 同党に関しては「小池さんの増税凍結という話を聞いて、みんなの党と似ているなと好感を持った」と話し、選挙では希望の党の増税凍結やしがらみ脱却などを訴えていくという。

 兄の渡辺喜氏については「政策的なことを兄から学びたい」と話した。

 美由紀氏は同市出身で、元副総理の美智雄(みちお)氏の長女。日本医科大卒業後、東京警察病院に勤務し、美智雄氏の死後、公認会計士となった。

 同選挙区には、自民党前職簗和生(やなかずお)氏(38)、共産党新人槙昌三(まきしょうぞう)氏(74)、幸福実現党新人石渡剛(いしわたつよし)氏(48)が立候補を予定している。