宇都宮市と芳賀町が進める次世代型路面電車(LRT)事業について、福田富一(ふくだとみかず)知事ら執行部は13日の県議会運営委員会で、同市などが提出した軌道敷設工事施行認可申請に同意する議案を20日開会の9月通常会議に提出する方針を説明した。

 同様の議案は宇都宮市と芳賀町の議会に提出されており、芳賀町議会では既に可決されている。県議会では、LRT事業に慎重な民進党・無所属クラブや共産党県議団が採決で反対に回るとみられるが、最大会派のとちぎ自民党議員会は支持しているため、議決される見通し。採決は会議最終日の10月10日の予定。

 議決を受け、福田知事が各道路管理者の意見を添えて国土交通相に申請書を提出。申請が認可されれば、年度内着工に大きく動きだすことになる。県は同意する理由として、軌道敷設に伴い必要となる安全対策を反映していることや、周辺道路も含め必要な交通円滑化対策が講じられていることなどを挙げている。