【足利】カスリーン台風による水害を振り返り、洪水災害について学ぶ防災講演会が21日、朝倉町の市民プラザで開かれる。当時の水害を経験した徳蔵寺住職源田晃澄(げんだこうちょう)さん(74)の体験談と専門家による防災講義が行われる。参加無料。18日まで募集している。

 カスリーン台風は1947年9月、関東地方などで記録的な豪雨をもたらした。市内で死者252人、行方不明者67人の計319人が犠牲となり、県内で最も深刻な被害を受けた。

 講演会は、足利や栃木など渡良瀬川流域の8市町や国土交通省渡良瀬川河川事務所などで構成する「渡良瀬川カスリーン台風70年実行委員会」が主催する。

 体験談を話す源田さんは、自宅が堤防の決壊で浸水した。同事務所は水害から70年を機に、源田さんの体験を基にした絵本と漫画を発行。講演会で被災者の証言をまとめた体験談集と共に希望者に配布する。