運営方法が白紙に戻され、オープンが先送りとなった「市まちのお休み処もめん茶屋」

 【真岡】定例市議会最終日の14日、2017年度一般会計当初予算に計上された荒町の「市まちのお休み処もめん茶屋」運営補助金987万円をめぐり、柴恵(しばさとし)議長を除く真岡自民党議員会所属の全12市議が「運営を市観光協会に委託するに至った経緯に問題がある」などとして補助金の削除を求める修正動議を提出、採決の結果、賛成13、反対7で可決された。5月に退任する井田隆一(いだりゅういち)市長の肝いり事業が、与党会派によってブレーキをかけられる異例の事態となった。

 「甘味処」として真岡木綿開館南側に約2700万円をかけて整備された同施設は、今月初旬に完成したばかり。運営主体について市は「施設は収益を優先しない休憩所。観光情報の発信や特産品開発も同時に行っていく」として、市観光協会への委託が最適と判断。初年度の人件費や光熱費など計987万円を、運営補助金として同予算に計上していた。

 この日は、同会派の星野守(ほしのまもる)副会長が「(運営主体は)市観光協会ありきで進められたが、一般公募の方法をとるべきだ。運営費についても検討の余地がある」などと説明。同会派12人と無会派1人が賛成した。

 同市議会で修正動議が提出されたのは1990年9月議会以来2度目で、可決は初となる。補助金が削除されたことで運営方法は白紙に戻り、5月上旬を予定していたオープンは大幅に遅れる見通しとなった。市は審議やり直しを求める「再議」には付さない方針。