【鹿沼】市は16日、2017年度当初予算案を発表した。一般会計は16年度当初比1・4%減(5億6千万円)の381億5千万円で、2年連続減額となった。北押原中屋内運動場整備や民間保育園への施設整備補助の完了、一昨年の関東・東北豪雨被害に伴う災害復旧事業費の減少が主な要因。同日の定例記者会見で佐藤信(さとうしん)市長は「財源配分の効率化・重点化を推進し、安定した財政運営の確保に努めた。『未来に、羽ばたく、いちご市かぬま』の予算」と話した。

 第7次総合計画初年度は義務的経費が1・3%減。投資的経費が13・7%、4億9千万円の減となった。

 重点9事業のうち、地域の夢実現事業に1億3300万円。これまでの各地区アイデア会議の代わりとなるもので協働のまちづくりを推進するための市版「地域総合振興型予算」。建設費の高騰などで延期されている新庁舎整備事業は800万円。防災拠点として建設が急がれ、17年度は基本設計を委託する。建設までに実施設計、準備期間もあり早くて3年はかかる見込み。

 いちご市推進事業には1700万円、「いちご市」のイメージ向上、花木センターいちご園ハウスを2棟増設する。地場産材の需要拡大は、鹿沼産材、森林認証材を使用した新築住宅への商品券支給などに1900万円を計上した。