西大芦小、最後の卒業式

 【鹿沼】本年度で閉校する西大芦小で16日、最後の卒業式が開かれた。保護者や地域住民ら約50人に見守られながら、6年生4人は仲良く卒業証書を受け取った。

 穐本朝子(あきもとともこ)校長は児童一人一人にメッセージを送り、「自信と誇りを持って歩みを進めて下さい」とエールを送った。卒業生の石原萌瑛(いしはらもえ)さん(12)、井上(いのうえ)かなこさん(12)、上沢佑太(うえさわゆうた)君(12)、神山夏希(かみやまなつき)君(12)は、「別れのことば」で希望や感謝の気持ちを伝えた。

 この1年間、特別授業に協力してきた一般社団法人「発元気プロジェクト」のスタッフや県内ボランティアも駆け付けた。式後の写真のスライドショーでは、卒業生が同法人の「歌う海賊団ッ!」と共に制作を手掛け、レコーディングしたオリジナルソング「4人の絆 一歩一歩」が流された。

 石原さんと井上さんは「いつも遊んでいた場所を思い出していた」と寂しげな表情を浮かべながらも、「中学校ではたくさん友達を作りたい」と笑顔で話した。

 同校は前身の草久小と草久西小を含めると143年の歴史を持つ。1973年に統合して西大芦小になってから、この日の卒業児童を含めて計765人の卒業生を送り出した。