自動ブレーキ機能を体験する来場者=30日午後、宇都宮市新里町

 自動ブレーキなどの先進安全技術を備えた「安全運転サポート車」の普及啓発を図ろうと、県警と県は30日、宇都宮市新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で全国最大規模の体験フェアを開いた。

 安全運転サポート車は高齢運転者の交通事故対策の一つとして近年、注目されている。開会式典で、県警の福田正信(ふくたまさのぶ)本部長は「見て触って、夢の車に近づきつつある先進技術を実感してほしい」と呼び掛けた。

 会場では、国内外14メーカー計99台が展示や体験乗車を行った。来場した約2千人(主催者発表)は担当者の説明を聞いたり、自動ブレーキやペダル踏み間違い時の加速抑制装置の機能を確かめたりした。

 体験乗車した日光市鬼怒川温泉大原、沼尾浩平(ぬまおこうへい)さん(81)は「事故防止に効果があると感じた。買い替えの機会には購入を検討したい」と話していた。

 県警によると、2016年の県内の交通死亡事故のうち、65歳以上の高齢運転者に主な原因がある事故は26・5%。運転操作ミスなどによる単独や出合い頭の事故が目立つという。