菅野さん(右)から避難所運営の心構えを学ぶ参加者たち=14日午後、岩手県陸前高田市

 東日本大震災の発生から7年を前に、防災意識の向上を図る研修会「いざ・トレin陸前高田」が14日、震災時に最大約200人が避難した岩手県陸前高田市のスポーツドームで始まった。下野新聞などの記者26人を含め自治体や医療、復興関係者ら計約90人が参加。初日は同所で1泊2日の避難所生活などを体験し、次なる災害への備えを学んだ。16日まで。

 大震災の発生と同時刻の午後2時46分、ドーム内に緊急地震速報がけたたましく鳴り響いた。「逃げろ!」「早く、早く!」。続いて巨大な津波が街を襲う映像がモニターに映された。

 参加者は疑似避難者となり、避難者名簿の作成や火起こし、テントの設営、食料や寝具、生活用品の仕分けなどを体験。名古屋市防災危機管理局の栃本信子(とちもとのぶこ)さん(27)は「被災された方がどういう行動を取ったか、被災者が何を必要としているのかがよく分かった」と話した。