離任会見に臨む福田本部長=12日午後、県警本部

 警察庁長官官房付に15日付で転出する福田正信(ふくたまさのぶ)本部長の離任記者会見が12日、県警本部で開かれた。約1年2カ月の在任期間について「14年連続で刑法犯の認知件数が減少し、交通事故死も平均すれば減ってきている。満足のいくことができたと、自負している」と振り返り、関係者への謝辞を述べた。

 印象に残ったこととして、那須町で昨年3月に大田原高の生徒と教員の計8人が犠牲になった雪崩事故を挙げ、「お亡くなりになられた方は残念だが、消防などの協力を得ながら、できるだけのことはできた」と語った。特殊詐欺事件のアジト摘発や高校の野球用具窃盗事件、東北自動車道で発生したあおり運転による危険運転致傷事件などにも触れた。

 本県の印象については「実直でまじめな県民性。3次産業がもっと盛んになれば、さらにバランスが取れた良い県になるのではないか」と話し、「栃木で学んだことを生かして、警察行政に携わっていきたい」と締めくくった。