ノーベル平和賞受賞が決まった国際非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の主要メンバーで、10日にノルウェー・オスロで行われる授賞式にも出席する川崎哲(かわさきあきら)さんが18日、宇都宮大で「核兵器禁止条約と市民がつくる平和-その意義と課題を考える-」と題して講演する。条約制定の原動力となったICANメンバーの口から改めて核廃絶のメッセージが語られる。

 ICAN国際運営委員を務める川崎さんは日本のNGOピースボートの共同代表でもあり、2008年から広島と長崎の被爆者と世界100カ国以上を巡り被爆の実相を伝えてきた。

 講演会を企画した同大国際学部の清水奈名子(しみずななこ)准教授(42)と川崎さんは共に日本平和学会の企画委員を務め、学会の運営に携わった間柄。清水准教授が「これまでの活動や、核危機の高まる世界における私たちの役割を、学生や地域の方々にぜひ伝えてほしい」と依頼し、多忙なスケジュールの合間を縫っての出演が実現した。

 午後6時半~8時半。参加無料。定員は先着200人で一般100人、学生・学内関係者100人。申し込み不要。(問)宇大国際学部028・649・5164。