遺体発見現場を視察する参加者=3日午後、茨城県常陸大宮市三美

 2005年12月、日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件に関する勉強会が3日、有希ちゃんの遺体が発見された茨城県常陸大宮市内の山林などで開かれた。殺人罪に問われ一審宇都宮地裁で無期懲役判決を受け東京高裁で控訴審が続く勝又拓哉(かつまたたくや)被告(35)の弁護人が、被告が捜査段階で語った「自白」と客観状況の矛盾などを説明した。

 勉強会は人権団体「日本国民救援会」の茨城県内の支部が企画。被告の支援団体「えん罪今市事件・勝又拓哉さんを守る会」のメンバーなど63人が参加した。

 弁護団の高橋拓矢(たかはしたくや)弁護士は同市三美の遺体発見現場で、被告が「自白」したとされる殺害地点や遺棄地点などを解説。「自白は都合のいいように誘導された」として、殺害現場は別の場所だと強調した。