防災シェルター内で、シェルターの模型を手にする川口社長=13日午後、矢板市片岡

 ミサイルや地震、台風などを想定した防災シェルターの事業化に向け準備を進めている矢板市片岡、鉄筋工事業「川口鉄筋建設」(川口篤史(かわぐちあつし)社長)の敷地内に13日、実物と同じサイズのモデルシェルターが完成した。18日から一般の見学を受け付ける。

 盛り土をして地下型タイプを設置。広さは4人家族を想定した1フロア、約20平方メートルで、放射性物質や有毒ガスなどを取り除く高性能の空気ろ過機を備えた。緊急時以外は音楽室や備蓄倉庫などに活用できる。

 価格は同じサイズの地上型で1480万円から。地盤の状況にもよるが、注文から最短3カ月ほどで完成するという。

 同社は全国の中小・ベンチャー企業が集合し15日から都内で開催される「新価値創造展2017」に出展する。川口社長(44)は「鉄筋工事の専門として培ってきた技術を最大限に生かした堅固なつくりが売り。不安定なアジア情勢や自然災害に自ら備え、命を守ってほしい」と話している。