台風21号は23日昼ごろ、本県に最接近する見込みで、前線の影響で22日未明から大雨や暴風への注意が必要となる。同日は衆院選の投開票日で、県選挙管理委員会は早めの投票を呼び掛ける。一方、予定されていたイベントの中止も相次いでいる。

 宇都宮地方気象台によると、本県は大雨が22日昼ごろ、暴風は23日未明から警戒を強める必要があり、土砂災害や河川の増水・氾濫などに注意を呼び掛けている。

 22日に衆院選投開票日を控え、県選管は「地域に危険箇所があったり、外出が危ぶまれたりする場合は期日前投票を利用してほしい」。日光市は土砂災害警戒情報などが出た場合、一部職員は選挙事務から災害対応に切り替える方向で準備している。

 一方、宇都宮市は22日に宇都宮城址(じょうし)公園で予定していた「宇都宮城址まつり」の中止を決めた。昨年は会場付近で連続爆発事件が発生し途中で中止に。市は「昨年の事件を含め安全面を重視した」とする。大田原市の県なかがわ水遊園で22日に予定された「天狗(てんぐ)王国まつり」も中止。那須塩原市は21、22日の「那須野巻狩まつり」で、22日を予定通り開催するか「天候の変化を見て判断したい」としている。また、22日に高根沢のJR宝積寺駅前で開催予定だった「駅の前のマーケット」が中止を決めた。同所のお試し創業施設「クリエイターズ・デパートメント」は予定通り同日午前10時にオープンする。下野市は、22日に田中の南河内球場で開催予定だった市産業祭の中止を決めた。広瀬寿雄(ひろせとしお)市長らによる「イクボス合同宣言」などを予定していた。

 小山市と野木町の各教育委員会は各市町の小中学校全校を23日は臨時休校とすることを決めた。