クラシック音楽について講演する三枝さん

 【鹿沼】作曲家の三枝成彰(さえぐさしげあき)さんによる音楽教室「未来を奏でる教室」が11日、粟野中で開かれた。同校の生徒約200人や保護者らがクラシック音楽の歴史や魅力について学んだ。

 明治安田生命が2009年から毎年主催している社会貢献事業。10日には、宇都宮市の県総合文化センターで三枝さんらによるクラシックライブが開かれた。

 三枝さんはキリスト教社会で、聖歌を正確に歌えるようにするためにクラシック音楽は楽譜があることなど歴史を説明。実際にピアノの音を鳴らしながら、生徒たちに発声させるなどして和音の仕組みを解説し、「クラシック音楽は科学」などと話した。

 特にベートーベン以降、「常に新しいものを追求してきている」と変革を重要視する西洋人の価値観を強調。ジョン・レノンのイマジンがベトナム戦争への反戦運動に与えた影響などを例示し、音楽に込められるメッセージ性を訴えた。