講演する事業構想大学院大学学長の田中氏=12日午後、宇都宮市

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の10月例会が12日、宇都宮市内で開かれ、事業構想大学院大学の田中里沙(たなかりさ)学長(50)が「地方創生に向けた事業構想」と題して講演した。

 日本初の広告・マーケティング専門誌「宣伝会議」の編集長も務めた田中氏は「事業を描くには資源が大切。資源を発掘、発見し、理想を掲げると賛同者が集まる」と事業構想の流れを説明し「変化し続ける社会の中で、事業構想も進化させることが重要」と説いた。

 外国人観光客の増加や名産品のヒットなどの「兆しを本格的な流れにすることが大切。その担い手の育成は大きな課題だ」とも指摘した。

 PR手法に工夫を凝らして観光客を集めることに成功した地域の好例を挙げながら「アピールの仕方で価値、注目、人気が出る。眠っていたものが商品になる可能性を秘めている」と強調した。