レンタサイクルを利用する外国人観光客

 【日光】環境省のインバウンド(外国人誘客)施策「国立公園満喫プロジェクト」の一環で、県が奥日光・中禅寺湖周辺に設置したレンタサイクルシステムの実証運用が始まり、初日の1日から8日までに外国人11人を含む9組23人が利用した。紅葉シーズンを迎え、混雑する奥日光の新たな“足”として期待される。

 システムは、県日光自然博物館前に電動アシスト自転車10台の貸し出し・返却ポートを設置。同湖周辺5カ所に駐輪場を用意し、自由に周遊してもらう。今回の実証運用を踏まえ、来年4月から本格運用する。

 同博物館によると、これまでの貸出時間は1~8時間と幅広い。竜頭の滝駐輪場に自転車を止め、そこからバスで戦場ケ原方面へ向かう人もいたという。同博物館は「始まったばかりだが、奥日光の楽しみ方が広がっている」としている。

 タイから来日し、8日午前に4人で自転車を借りた会社員ファニトナート・アチャリャヒランチャイさん(34)は「竜頭の滝に向かいます。自転車での観光は楽しい」と話していた。