4年連続で金賞に輝いた宇都宮海星女子学院中箏曲部

 広島県福山市で7月に開かれた第34回全国小・中学校箏曲コンクールで、宇都宮海星女子学院中箏曲部が中学団体の部で1位の金賞に輝いた。金賞受賞は4年連続5回目。連覇の重圧をはねのけ、厳しい練習に裏打ちされた実力を発揮した。

 コンクールは日本一の箏の生産地で知られる同市などが組織する実行委員会が主催。小中学校の個人、団体の4部門があり、表現力や演奏技術、正確さなどを審査した。中学団体には16校が出場した。

 同部は「二つの群(ぐん)の為(ため)に」(沢井忠夫(さわいただお)作曲)を演奏。箏と十七弦の掛け合いが特徴のリズミカルで激しい曲で、顧問の小久保貴子(こくぼたかこ)教諭は「難易度はかなり高い」と話す。選曲の理由について、部長の3年藤田菜美子(ふじたなみこ)さんは「ユーチューブで見て、かっこよかったから」と笑顔を見せる。

 4連覇に向けて部員13人は猛練習を重ねた。7月に入ってからは平日は午後8時ごろまで、土日も約6時間を練習に充て、レベルアップに努めた。

 本番は16校中、最後に登場。プレッシャーのかかる状況だったが、副部長の3年池田夏野(いけだかの)さんは「あまり緊張せずに演奏することができた」と振り返った。藤田さん、池田さんら3年生は1年時から同じ舞台で頂点に立っており、積み重ねた経験も役に立ったという。

 同大会の小学校団体では宇都宮市石井小こと部が銀賞を受賞した。