宇都宮中央女子高の共学化や足利高と足利女子高の統合・共学化などを盛り込んだ第2期県立高校再編計画案について、宇田貞夫(うださだお)県教育長は5日の定例記者会見で、決定時期を当初予定の秋から年内に先送りする考えを示した。パブリックコメントの8割が足利女子高同窓会からで、その大半が反対意見だったことも明らかにし、「説明会やパブリックコメントでさまざまな意見がある。丁寧に対応するため、意見集約にかける時間を見直す」と説明した。

 再編計画案は少子化を背景に、共学化や統合・共学化のほか、日光明峰高と馬頭高の小規模特例校化などを盛り込んでいる。7月に公表、8月5日までパブリックコメントを実施した。

 宇田教育長によると、パブリックコメントには293通が寄せられた。このうち247通は足利女子高同窓会を通じて提出され、「女子教育を残してほしい」「母校がなくなるのは寂しい」など統合・共学化に反対する内容が目立った。ただ約40通は「少子化の流れで仕方ない」「統合して活性化を」などと容認する意見だったという。

 このほかの46通のうち、宇都宮中央女子高に関するのが19通、足利女子高が16通だった。