宇都宮市議会の最大会派「自民党議員会」の市議12人が3月、議会事務局職員との懇親会で職員3人に計6万円分の商品券を贈っていた問題で、商品券の贈呈を決めたとされる当時副議長の桜井啓一(さくらいけいいち)市議と元議長の熊本和夫(くまもとかずお)市議に、県警が任意で事情聴取していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。調べに対し、2人は商品券を贈った事実関係を認めているという。県警は懇親会に出席した他の市議らからも事情を聴くなど、公選法違反(寄付行為の禁止)の疑いで捜査を進めている。

 県警は7月、桜井、熊本両氏に対する同法違反容疑の告発状を受理。告発状によると、市議の有志12人は3月17日夜、宇都宮市内のホテルで職員と懇親会を開催。桜井、熊本両氏が相談して6万円分の商品券を購入し、人事異動対象の職員3人に商品券2万円ずつを贈った、としている。

 同議員会は6月、同市議会全員協議会で会派の調査結果を報告。商品券贈呈は2人が相談して決めたことなどを明らかにしていた。