宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園付近であった連続爆発事件で、死亡した同市針ケ谷町、元自衛官で職業不詳栗原敏勝(くりはらとしかつ)容疑者(72)が、ウオーキングイベントで城址公園を何度も訪れ、爆発現場周辺のベンチを利用していたことが26日、関係者への取材で分かった。関係者は「居心地がよかった場所を現場に選んだのではないか」と話した。

 栗原容疑者を知る関係者によると、容疑者は宇都宮市内のウオーキング団体に所属。団体は年間20回程度、ウオーキングイベントを実施しており、同市内がコースとなる際は、城址公園が休憩場所となることが多かったという。

 団体会員の同市、主婦(69)は昨年、10回程度のイベントで顔を合わせていた。「4年ほど前に声を掛けられ、一緒に歩くようになった」と明かす。

 爆発現場となった城址公園のベンチについて「(栗原容疑者は)宇都宮の街中を歩く時、いつもあの付近のベンチで休憩していた」と証言。今春からイベントに姿を見せなくなった。