コットンフィルターでコーヒーを入れる様子

 【真岡】市内で自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆販売などを行う「ソワカフェ」店長の蒲谷英和(かばやひでかず)さん(53)=八木岡=は真岡木綿会館などと連携してこのほど、真岡木綿を使ったコーヒーフィルターを開発した。「コットンフィルター」と名付けた製品で、今後、市内でのイベントなどでコーヒーを提供する際に使用する。

 蒲谷さんが「真岡の特産品を使って地域を盛り上げたい」と思い立ち、同会館に掛け合い、製品化が実現した。

 一般的に布製フィルターでコーヒーを入れると、繊維が雑味のもとになる微粉を取り除くため、紙製に比べてまろやかな味に仕上がる。一方で使うたびに洗浄する手間が掛かり、布がすぐに痛んで味が落ちてしまう弱みがある。1日1回使用すると1カ月ほどで使えなくなってしまう。

 一方、丈夫さが特徴の一つである真岡木綿を使用したコットンフィルターでは、継続的な使用が可能で、通常の布製以上の耐久性を確認。また、手織りによる布の縫い目がほどよくうまみ成分を抽出するという。