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経済
顧客から惜しむ声、継続へ支援協議も 福田屋百貨店2店閉店(7月24日 05:00)福田屋百貨店(宇都宮市戸祭元町、福田宏一社長)が経営改善のため真岡、栃木の両店の閉店と従業員370人の削減を決めたことについて、23日、報道で事態を知った従業員の間に「何も知らない。何も聞いていない」と、不安と動揺が広がった。店舗を利用している顧客や地元商工関係者からは、閉店を惜しむ声が上がり、営業の継続を求める活動も始まりそうだ。 栃木店に午前9時半すぎ、出勤してきた40代の女性従業員は「職場がなくなってしまったら、どうしたらいいのか」と、不安そうに話した。 30代の女性従業員も「朝、新聞を見て驚いている。本当なのか。何も聞いていない。何も分からない」と、足早に通用口へ。別の30代の女性従業員は「自分の生活も不安。町も寂しくなってしまう」と、言葉少なだった。 真岡市内唯一の百貨店として親しまれてきた真岡店で買い物を終えた市内の主婦(68)は「うわさはあったけど、本当になるとは」と驚いた表情。「買い物はほとんどここ。特に贈り物はスーパーでは間に合わない」 栃木店に買い物に来た女性(82)は「この辺りでは福田屋さん以外に買い物をする所が、もうない。どんなことがあっても残してほしい」。別の女性会社役員(38)は「中心部で遅くまで買い物できる、唯一と言っていい場所。街のにぎわいを考えても寂しい。何らかの形で残してほしい」と残念そうだった。 動揺は商工関係者にも広がった。真岡商工会議所の篠原泉会頭は「地元商店街とも調和が取れていたので残念。中心市街地がポッカリ空いてしまうのでは」と懸念を示した。真岡市商店街連合会の菊島達雄会長は「イベントへの協力など、地域にも貢献してくれていた」と閉店方針を惜しんだ。 「昨年から進めている中心市街地活性化まちづくり計画の一つに、福田屋を含むものがあった。今秋にも行政に提言する予定だった」と苦い表情だったのは、栃木市商工会議所の和賀良紀専務理事。10数年前に同市内から大型店が撤退したときの活動も踏まえ「撤退してからでは遅い。役員会を招集し、経済界としても営業継続を支援する方向で対応策を協議したい」とした。 とちぎ町並み協議会の阿部佳司事務局長は「大型店では珍しく、地元のまちづくりにも協力してくれる姿勢があった。お年寄りの日常生活に支障が出ないよう、食料品売り場などの機能継続は必要では」と話した。 その他のニュース
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