旅行代理業のエバーグリーン・ツーリスト(宇都宮市城東1丁目、大出崇夫社長、028・633・9552)は、県内の自宅から成田・羽田空港までを貸し切りで送迎するサービスを始めた。専用のワゴン車を3台導入し、大型二種免許を持つ運転手が24時間対応する。旅行代理店が運送業に参入するのは珍しく、本業との相乗効果を狙う。
同社が始めた「スカイコミューター」は、利用者のフライト時間に合わせて送迎時間を設定。自宅まで送迎し、乗降場所は2カ所まで指定できる。
1台の片道料金は空港からの距離により、Aゾーン(主に宇都宮市以南)が2万2千円、往復4万2千円、Bゾーン(大田原市、矢板市、日光市南部など)が2万6千円、5万円、Cゾーン(Bゾーン以北)が3万円、5万8千円。高速料金は含まない。キャンペーン期間として7月中は片道料金で往復の利用ができる。
ワゴン車は最大12人乗り。1人でも利用できる。多数で利用すれば1人当たりの料金が下がり、これまでは6〜8人での申し込みが中心。利用する年代は60〜70代の高齢者が多く「自宅までの送迎や、貸し切りなので車内でも気をつかわずに楽しめることなどが好評」(大出社長)という。1カ月60回程度の利用を目指す。
県内の中小旅行業者はインターネットによる旅行業務取引の多様化や大手との競争激化にさらされており、同社は差別化で生き残りを図る。