【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は20日、首都ワシントンで講演した。景気が悪化した場合の対応として、FRBが将来、世の中に出回るお金の量を増やす量的緩和などの「非伝統的な金融政策」を再び採用する可能性は「高い」との認識を示した。

 イエレン氏は金利の上げ下げが政策の基本と強調する一方、金利をゼロ程度まで下げても景気悪化が止まらない非常事態に備え「非伝統的な手段を用意しておかなければならない」と述べた。

 FRBは、世界的な金融危機につながった2008年のリーマン・ショックへの対応として、事実上のゼロ金利政策に加え量的緩和を実施。