
今年は野鳥被害もなく、順調にサクラが開花している太平山の謙信平周辺
【栃木】市内のサクラの名所・太平山では今年、懸念されていた野鳥の被害が見当たらず、サクラが順調に開花している。シーズンを前に、市などが例年より忌避剤散布回数を増やすなど対策を施したことが奏功した。サクラは今週末から来週にかけて見ごろとなりそうだ。
太平山には約四千本のサクラが植栽されているがここ数年、野鳥のウソが大群で飛来。花芽が食い荒らされる被害が出ていた。
昨年は謙信平・大曲駐車場付近の食害が目立ち、平年の四割程度しか咲かなかったという。花見客から苦情も出ていた。
市と「とちぎ花まつり実行委員会」は今回、野鳥が嫌う忌避剤散布を例年より増やすことを決定。昨シーズンは四回だった散布を、今シーズンは七回行った。
その結果、食害被害は見当たらず、現在、七、八分咲きになっている。
市商工観光課は「忌避剤の効果があったようだ。今年のサクラの開花状況は順調で、安心している」と話している。