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木版画コラージュ 篠原和子さん(小山) 重ね合わせ新たな様相

2012年3月25日 05:00

 木版で紙に刷り上げられた大小さまざまなモナリザの顔。油彩のひび割れまで精密に彫られ表現されている。その作品を重ね、隠し、組み合わせることで新たな様相を見せる「コラージュ」だ。

 木版画との出合いは19年前。小学校の保護者らを対象にした版画教室で指導を受けたのが、小山在住の版画家富張広司さんだった。「それまでご近所に住んでいたのに知らなかった」と笑うが、作品に強く感動を受け、富張さんが主宰する「広游木版画会」に入会、現在も指導を受けている。

 初めは建物や風景を彫っていたが、数年前から人物の肖像や写真をもとにコラージュを作るようになった。2007年、第57回モダンアート展に初出品し新人賞を受賞。以降毎年同展に出品を続けている。

 午後は子ども向けの学習教室で働いているため、創作に使えるのは午前中に家事を終えた後の1、2時間ほど。大きな作品になると「下絵から彫り、刷り上げるまで1年近くかかります」という。

 「いろいろ組み合わせを試し重ねていくことによって、別の作品が生まれるんです」とコラージュの面白さを楽しそうに話した。

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