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フォト俳句・2月の応募作品選考と選者作品解説

2013年2月14日 05:00

 ■選者作品解説 立春の風の緩びや赤い靴      龍子

 写真は、立春を過ぎ、自転車に乗っている人が春風を受けながらサイクリングしている。履いている靴は赤い靴ではないかと想像した。自転車を止めるロープの赤と赤も掛け合わせた。

 ■入選作品解説

 写真は非常にいいと思うが、そこに付けられた俳句の季語がしっかりしていない作品があった。電子辞書や歳時記をもう一回見てほしい。

 ▽優秀作品「初参背中合わせの千手さま」(床井和夫さん) 背中合わせになった巨木を千手観音に見立てた面白さがよかった。

 ▽入選作品「窓際で炎のように春を待つ」(下山隆右さん) シクラメンの赤が炎のように見えてくる。自分も春を待って恋心みたいに感じられるい作品。

 ▽同「人誘う好文木の便り未だ」(打越栄さん) 好文木は梅のこと。カフェ好文の看板と掛けた面白さ。

 ▽同「古城跡時間も池も凍りつく」(増川千鶴子さん) 古城跡と池が写っていて付きすぎているが、俳句がしっかりしている。

 ▽同「着ぶくれてみなばらばらの祈りかな」(松林和生さん) 家族で初詣でに来る時に、寒いから着ぶくれて来る。祈っていることは一様ではなくて、みなばらばらという面白さ。