大田原高の伝統行事「85キロ強歩」が5月17、18の両日、2年ぶりに実施されることが18日分かった。昨年は、那須町の国有林で同校の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故を受け、開催を自粛していた。関係者によると、生徒たちの心身を育む貴重な経験の場として、コース選定など安全管理を徹底した上で再開するという。

 85キロ強歩は、同校の校訓「質素堅実」にふさわしい精神力と体力の育成を図ることを目的に1986年度から始まり、一昨年まで31回行われてきた。昼夜を通して那須野ケ原一帯を歩く恒例行事で、OBや保護者、警察、地域住民ら多くの人が関わり、支援する。

 昨年は5月18、19の両日に予定されていたが、雪崩事故から日が浅いことや、県教委の事故検証委員会の検証作業が始まったことなどを踏まえて、初めて中止となった。