受け身の段階的な指導方法などを学んだ実技研修

 【大田原】中学校における柔道部部活動での事故再発防止を目指す市教委は31日、湯津上中で柔道指導者研修会を開いた。市教委は9月に提出を受けた事故調査報告書を踏まえ、初心者が一定期間「大外刈り」を受けることを禁止するなど再発防止の方針を示し、了承された。今後、部活の現場で防止策を講じていく。

 事故は昨年8月、市内の中学校で柔道部の投げ込み練習中に1年の男子生徒(13)=当時=が大外刈りをかけられ頭を強く打ち一時意識不明の重体となった。事故調査委員会が約1年かけて報告書をまとめた。

 この日は、市内4中学の柔道部顧問と管理職が出席。初心者に関し(1)5~8月に大外刈りを受けることを禁止する(2)ヘッドギアの装着を義務づける(3)受け身の習熟度の判定を外部の柔道専門家が行う-などとする市教委の方針が了承され、実施時期や方法などが話し合われた。受け身の実技研修も行われた。