那須塩原市上厚崎の「認定あけぼのこども園」のプールで女児(5)が溺れ、一時意識不明となった事故で、市が設置した外部有識者による検証委員会(委員長・谷口敬道(たにぐちたかみち)国際医療福祉大教授)は15日、記者会見を開き、報告書を発表した。事故発生時は園児に監視の目が十分に行き届いていたとはいえず、園児が自由に行動できる「自由遊び」の危険性について認識が不十分だったなどと結論付けた。

 市は同日、同園に再発防止策の提出を求める通知を出したほか、今後、実地監査を行って実施状況を確認していくとしている。女児は回復し、通園している。

 会見で谷口委員長は「全委員が疑問に思ったのは、プール指導を担当していた保育教諭2人が園児の溺れている様子に全く気付いていないこと」と強調した。

 市は市内全保育施設を対象に、検証委報告書の説明会を週明けに開く。