【矢板】市は4月から、運転免許を自主返納した65歳以上の市民は市営バスの乗車賃を無料にする事業を始める。高齢ドライバーの事故を防ぐとともに、外出支援につなげたい考えだ。

 市は現在、65歳以上の返納者について3年間、市営バスを無料にしている。4月から無料期間を拡大し、65歳以上の返納者が申請すれば、75歳まで市営バスが無料になる事業「ともなりパス65」を始める。

 75歳以上の申請者を対象にした市営バス無料化事業「ともなりパス75」も4月から実施。二つの事業を組み合わせると、65歳以上の返納者は市営バスが生涯無料になる。

 一方、市営バス利用者の調査では、行き先が国際医療福祉大塩谷病院や矢板南病院、JR矢板、片岡両駅に集中。温泉施設や公営住宅でも乗降者が多いことが分かった。これらを踏まえ市は今後、運行形態の見直しなどを検討する。