カフェのイベントで障害のある人が作製した看板を手に笑顔を見せる荒木さん(右から3番目)ら

 【那須】年齢や障害の有無にかかわらず自由に集い、触れ合える場にしようと、湯本のNPO法人「ゆっくりサロン」(荒木純子(あらきじゅんこ)理事長)が新たに、高久丙に「共生型コミュニティー・カフェ」をオープンした。高齢者の日中の居場所として黒田原で運営していたサロンを移転し、リノベーションした古民家を活用、「みんなの居場所・ゆっくりサロン」として新たな一歩を踏み出した。食事も提供でき幅広い年代の人が集まっており、荒木理事長は「気軽に立ち寄って」と呼び掛けている。

 同NPO法人は湯本で介護事業所を運営するほか、2003年12月から黒田原で高齢者の日中の居場所を運営。施設老朽化や、活動の幅を広げるために17年3月、高久丙に移転した。

 移転先は古民家を改修した建物。大人数が集えるスペースのほか、国庫補助を活用してキッチンを新たに設け、ランチも提供している。

 従来、習字や編み物、絵手紙をはじめとした講座や、介護予防運動、障害者との交流事業などを実施していたが、参加者は会員に限られていた。

 移転し、従来の講座などの開催はそのまま、新たに食事を提供できるようになったことで、赤ちゃん連れの母親など会員以外で「ふらっと」立ち寄る人が増えているという。