小山市は6月から「ふるさと納税」の謝礼品に乳製品ヤクルトの商品配達を追加する。配達対象は同市在住の高齢者らで、両親を残し遠方に住む市出身者などを寄付者と想定している。

 20日の定例記者会見で、大久保寿夫市長は「ヤクルトスタッフの配達で安否確認し、高齢者が安心して暮らせる地域づくりを推進したい。見守り活動をふるさと納税の謝礼品とするのは小山市が全国で初めて」と述べた。

 同市はふるさと納税の謝礼品にヤクルト配達を加えることで、古里を離れた人からの寄付につなげ、見守り活動の充実を図る考え。

 寄付額に応じヤクルトスタッフが1~2週間に1回、ヤクルト商品7本を対面で受け渡し、安否を確認。スタッフは毎回の配達後に寄付者に配達時の受取人の様子をメールで報告する。

 受取人に異変があった際はスタッフが寄付者と市担当者に連絡。必要に応じて警察や消防へ通報し、市担当者が最終的な安否確認を取り、寄付者に連絡する。

 寄付金額は1年間で週1回配達する場合は10万5千円。1年間で2週間に1回か、半年で週1回の場合は5万3千円。半年で2週間に1回の場合は2万7千円を設定している。