【小山】神鳥谷(ひととのや)の新小山市民病院(島田和幸(しまだかずゆき)病院長)は15日までに、第2期中期計画案を策定した。国の医療制度改革に目を向けながら診療の質向上を図り、「断らない救急医療」を目指すなど急性期を担う地域の中核病院として医療提供体制充実や経営基盤強化を図る。島田病院長は「市民の期待に応えられるよう患者第一に考え、市民と共に運営する病院としていきたい」としている。

 同病院は昨年1月に新築移転。経常収支比率は2015年度、96・5%で、同計画案では20年度の目標値を103・1%とした。

 同計画案によると、急性期を担う病院としてがんや脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病など専門性を必要とする疾病も、地域の医療機関と連携しながら診療水準の向上を図る。また20年度の救急外来患者数の目標値を7500人に定め、断らない救急医療を目指す。

 救急患者や紹介患者を確実に受け入れて新入院患者の増加を図り、後方病院との連携を円滑にすることで平均在院日数の短縮化や診療単価の向上に努める。20年度の目標値として入院患者数は9万8550人、病床稼働率は90%、外来患者数は15万人と設定した。