【高根沢】宝積寺の「陽だまり保育園」と園児の保護者などが昨年秋に始めた子ども食堂「たかねざわ ぽかぽか食堂」が順調な滑り出しを見せている。月1度のペースでこれまでに4回開催、定員を設けなくなってからは毎回80~90人が利用し、和気あいあいと食事をしている。目指すのは、子どもに限らず老若男女が集い、笑顔でつながる空間。今月29日に5回目を開く。

 開設のきっかけは昨年、園児の保護者中嶋久美子(なかじまくみこ)さん(36)が園長の本田泉(ほんだいずみ)さん(50)に子ども食堂をつくれないか相談したこと。地域とのつながりを重視する園側が中嶋さんに応え、開設に向け動きだした。夏ごろから、保護者のボランティアと職員20人ほどが運営方法などを議論。10月末に園児と保護者、地域住民など計120人を招いてプレイベントを開き、11月25日に第1回の食堂を開いた。

 1回目は定員を30人としたが、その後は定員を設けず、前日の夕方までに申し込めば参加できるようにした。12月~今年2月の各回は80~90人が参加した。

 参加する子どもの多くは園児以外だという。町の福祉関係者から、1人暮らしの高齢者の問題も深刻との指摘を受け、高齢者の参加も呼び掛けている。参加費は子どもも大人も300円。毎回、町内外から米や野菜、肉などの寄付もあり、運営を賄えるという。

 29日は午後6時半から。前日の夕方までに同園に電話で申し込む。