30日午前、野木町の田んぼで確認されたコウノトリ(野木町提供)

 【小山・野木】渡良瀬遊水地とその周辺で、コウノトリの目撃情報が増えている。30日には、野木町内の田んぼに飛来しているのが確認された。小山市によると、千葉県野田市で放鳥された雄の「ひかる」が、2~3月に渡良瀬遊水地内に40日連続で滞在。今月は別の雄「きずな」とともに、2羽が初めて同時飛来したという。長期滞在の気配に、定住への期待が膨らむ。

 野木町によると、東部佐川野地区の有機農法の田んぼで30日午前9時半ごろ、コウノトリがエサを食べている様子が確認された。足環の色から「ひかる」とみられるという。町民からの情報提供を受け、町職員が写真を撮影した。

 真瀬宏子(ませひろこ)町長も急きょ駆け付けたといい「コウノトリが飛来する豊かな自然環境と生態系を確保するため、周辺自治体として協力していきたい」と話した。同町内で確認されたのは約7カ月ぶり。