そば打ち教室で指導する根本さん

 【足利】そば打ちファンやそば店主が集う「足利で蕎麦(そば)を語るフォーラム」が25日、朝倉町の市民プラザ小ホールで開かれる。全国のそばの打ち手が交流を重ね、今回が10回目。節目を記念し「さらしな」そば打ち選手権の歴代優勝者による王座決定戦も初開催する。主催者の根本忠明(ねもとただあき)さん(63)は「これからもそばを通じ、足利のまちおこしに協力したい」と意欲を語っている。

 同フォーラムは、西宮町でそば店「蕎遊庵(きょうゆうあん)」を営む根本さんと、同店の「蕎麦打ち教室」に通う愛好家らが実行委員会を組織し、2009年から始まった。交流を通じ、味や技術の向上と足利のそば文化を広めることを目的としている。

 4回目からは全国でも珍しい、さらしなそば打ち選手権も同時開催。高い技術が必要とされるさらしなそばを打つ作業工程で、伸した厚みや切り方の正確さなどを根本さんら3人のプロが審査する。

 今回は7回目の選手権を行った後、新チャンピオンを含めた歴代優勝者が出場する「王座決定戦」を行う。優勝者の中には既にそば店を開業した人もおり、初代王者が注目される。

 根本さんは、そば打ち教室を開催したり、県内外のイベントや勉強会で講師を務めたりと、積極的にそばの魅力を発信している。フォーラムでは今回、「包丁しごと」をテーマに自らの作業を撮ったビデオを写しながら技術を伝授する。